ねこきばのひとりごと

札幌在住音楽ゲームが好きなただのオタクです

いよわさんの世界について

 こんにちは、ねこきばです。ぱんぴーです。

 今回は最近私がどハマりしているクリエイター、いよわさんについてハマったきっかけとその魅力について書いていきたいと思います。

 

1、いよわさんの曲との出会い

 私がいよわさんの曲に初めて出会ったのはspotifyのDiscover Weeklyプレイリストです。当時大学3年の冬だったかな?

 アルバイト先が比較的家から遠く、冬場は雪も積もるので自転車が使えず、地下鉄代もケチりたいので40〜45分くらい歩いて通勤してました。その時によくお世話になっていたのがspotifyのDiscover Weeklyプレイリストで、毎週自分が過去にいいねした楽曲の傾向から自分が気に入りそうな楽曲をまとめたプレイリストを作成してくれます。

 ここで偶然出会ったのがいよわさんの『きゅうくらりん』です。当時ボカロはほとんど聞かず、最初聴いた時は変わった曲だなあとスルーしてしまいました。週3回くらい通勤していたのでDiscover Weeklyを聞いていると2〜3回『きゅうくらりん』が流れることがありました。

 何度も聞いていると妙に癖になるのです。不協和音を多用した不思議な響きに惹きつけられるのです。

 とりあえず僕は『きゅうくらりん』をお気に入りフォルダに入れ、時々聞くようになりました。

きゅうくらりん - song and lyrics by いよわ | Spotify

 

2、いよわさんの他の楽曲との出会い

 しばらく『きゅうくらりん』を聴いていると、この曲を書いているいよわさんという方が他にどのような楽曲を書いているかに興味を持ちました。

 調べてみると僕が全く関わりのないジャンルである(あった)ボーカロイドが主で、実際聞いてみると苦手な部類のボカロ調教で"Not for me"だなと感じてしまいました。

 ボーカロイド以外に楽曲提供をしていないのかと調べてみると何曲か見つかりました。その中になんと当時私が好きだったアーティスト、三月のパンタシアの楽曲があったのです。「101 / 夜光」というシングルのカップリング曲、そこにいよわさんの『パインドロップ』が収録されていました。

 『きゅうくらりん』ほどではないですが、前衛的な音使いをしており、僕はよく『パインドロップ』を聞くようになりました。

パインドロップ - song and lyrics by Sangatsu no Phantasia | Spotify

 

3、『きゅうくらりん』のMVとの出会い

 急に話は飛びますが、私はVtuber名取さなさんの楽曲及びMVが好きでよく楽曲を聴いたりMVを視聴したりしています。そこで特に心に刺さったのはsasakure.UKさん作曲の『モンダイナイトリッパー』。

名取さな - モンダイナイトリッパー!【オリジナルソング】 - YouTube

 キャラクターとしての名取さなさんの裏設定が見事に歌詞や映像に落とし込まれていて大好きな楽曲・MVです。

 そこで音楽を主人公に、映像や詞と作り上げる作品である所謂Music Videoに興味を持ち始めました。

 いろいろなMVを視聴していく中、好きな楽曲である『きゅうくらりん』のMVに辿り着くのにはそう時間はかかりませんでした。

きゅうくらりん / いよわ feat.可不(Kyu-kurarin / Iyowa feat.Kafu) - YouTube

 音ゲーマー故にインスト楽曲をよく聴き、歌詞にそこまで意識を向けていなかった私はそこまで読解力が働かず、あまり歌詞の意味を理解せずに映像と音を味わっていました。それでもとても味わい深いMVでYouTubeのお気に入りプレイリストに追加して時々視聴していました。いよわさん自ら絵も担当しているとのことでマルチに活動されていて凄いなあと思っていました。

 

4、『きゅうくらりん』の世界との出会い

    次に進展があったのは『きゅうくらりん』の歌詞を考察しているサイトを偶然見かけた時です。

 正直私は文章からそこに書いてあるもの以上のものを読み取る力に欠けています。『きゅうくらりん』の歌詞の真の魅力にこの時点で気づけていなかったのです。

 私が出会って衝撃を受けたのはこのサイトです。

「きゅうくらりん」をオタクがガチ考察する。|うじゃぐぃ

 数ある『きゅうくらりん』の歌詞考察をしているサイトのうちの一つですが今でも1番納得がいく解釈だと思っています。

 こんな複雑な感情を歌っていたのかと思うと、途端にこの歌への好感度が急上昇して延々この曲をリピートしました。

 私は今まで複雑な感情・人間性をテーマにした作品(ノベルゲームや小説)を好んで履修してきました。

 ところが、この1曲のMVの中でそのような物語が完成されていることに驚愕しました。俳句もびっくりの情報圧縮率ですね。この辺りから僕はいよわさんのファンであることを自覚し始めました。

 

5、いよわさんの世界との出会い

 この後も『きゅうくらりん』や『パインドロップ』を頻繁に聴く日々が続きました。そのような日々を送っているとなんと名取さなさんの新曲『パラレルサーチライト』がいよわさん作曲ではないですか。

パラレルサーチライト - song and lyrics by 名取さな | Spotify

 好きなアーティスト同士がコラボするのは本当に嬉しいもので『パラレルサーチライト』もよく聴くようになりました。

 そして、つい先日(5/30)イラストレーター兼Vtuberとしても活躍されているしぐれうい先生がいよわさんの『1000年生きてる』をcoverした動画を上げているではありませんか。

1000年生きてる /covered by しぐれうい - YouTube

 これを聴いた僕はかなり世界観にマッチした声であり、とても良いMVだと思って何度も繰り返し視聴しました。

 曲も聴いているうちにspotifyでも聴きたくなったのでいよわさんの独特なボーカロイドの調教が苦手だと知りながらも『1000年生きてる』をお気に入りフォルダに入れました。

 ところがなんということでしょう。何度も聞くうちに今まで苦手だったいよわさん独特のボーカロイドの調教がむしろこの楽曲に合っているように思えてきました。

 この独特なボーカロイドの調教が苦手に感じなくなってしまえば、もう"いよわ沼"の周りの安全柵は消え去りました。

 いろんな楽曲を聴き漁り、特にアルバム「わたしのヘリテージ」がいよわさんの世界観を表しているような気がして好きになりました。

わたしのヘリテージ - Album by いよわ | Spotify

 ちょうど最近、オーディオに凝り始めたのもあってCDも欲しくなって購入してしまいました(金欠なのに…)。

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 私は普段音源はデジタルで購入するか、サブスクで聴くか、レンタルCDを取り込むかの3択で済ませます。ゲームソフトでもこの傾向は顕著でPCノベルゲーム等はDL版で済ませるか、新品で買ってDLした後ソフトをすぐに売ってしまうことが多いです。

 「わたしのヘリテージ」はそうではなく、手元にCDとして残しておきたいと思えるだけの価値がある特別なアルバムになってしまいました。

 私がいよわさんのファンである限りこのアルバムを手放すことはないでしょう。いよわさんはまだかなり若いらしいので今後の活動にも注目していきたいです。 

 

 長文乱文失礼致しました。ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

 

※おまけ

 私は最近DTMの勉強を始め、まずは既存の曲のコピーっぽいものを非公開で作ると良い練習になると聴いたので現在、大大大好きないよわさんの『きゅうくらりん』のコピーを作っているのですが難しすぎる!!!!!(もちろん公開するつもりはないです)

 元々私はクラシックピアノを習っていただけの人間で、特にコードという概念に基づいて曲が作られていないバロック時代の曲を好んでいたので全くコードのことがわかりません。でもある程度の絶対音感はあるし、何度も何度も『きゅうくらりん』は聴いてきたしどうにかなるやろ!と思っていましたが、とても苦戦しています。

 コードの基本!みたいな本やサイトに出てくるコード以外の謎コード出まくりです。不協和音の嵐です。それでちゃんと曲として成立してるのが謎です。

 とりあえず『きゅうくらりん』はコピーし始めてしまったので最後までやり遂げて、次はもう少し簡単そうな曲をコピーしてみようと思います…

 でもいつか作曲の基本を作ったら再度大好きないよわさんの曲については研究してみたいですね。

 以上おまけでした。ではまたいつか。